今日のニッポンの里山は、沼津の海とつながるみかん畑でした。
海とつながるみかん畑
静岡県沼津市の西浦地区は、静かな入り江に面した風光明媚な集落です。
豊かな海で様々な魚を育てていて、中でもマダイが多いそうです。
海沿いの急斜面を切り開いて作られたのはみかん畑です。
温暖な気候に恵まれた西浦では、400年以上前からみかんが栽培されてきました。
西浦のみかんは、濃厚な甘さが特徴です。
そんな美味しいみかんが育つ条件の一つは、畑が海に面していることです。
遮るものがないため、太陽の光がたっぷりと降り注ぎます。
みかん畑には、海の豊かさを守る知恵も秘められています。
海風からみかんの木を守る生け垣は、山が崩れるのを防ぐ役割も果たします。
海の中を覗くと、トゲトサカやキンギョハナダイなど様々な生き物が見られました。
黒潮に乗ってきた熱帯の魚から、磯の魚まで、たくさんの種類が見られ、まるで竜宮城のような海です。
湧き出した山の水には、栄養分などが豊富に含まれ、海の命を豊かにします。
さらに海底を漂うみかんに魚が興味津々な様子が見られました。
みかんの収穫時、商品にならないみかんは土に還していて、急斜面の畑のため転がっていくみかんも少なくありません。
その一部は海にたどり着きます。
Twitterでのニッポンの里山で特集した沼津への反応
📽 ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅「海とつながるみかん畑 静岡県沼津市」
📺NHK ⏰[2022年12月09日(金) 午前4:00~午前4:10] 10分
「海とつながるみかん畑 静岡県 沼津市」
— TVRecorder 地デジ(札幌)/BS/CS(@TVRecorder_)Thu Dec 08 19:03:56 +0000 2022