ありえへん世界だった!
昭和の常識が令和では非常識!?
飲み物や夏の過ごし方、口臭ケアまで、世代間ギャップを徹底解剖!
驚きの事実が満載!
目次
飲み物の世界 昭和の常識、令和の非常識
みかんの果肉入り「こつぶ」の苦労
昭和の時代、「みかんの果肉入りこつぶ」という缶ジュースが売っていました。
当時は果肉入りジュースが珍しかったため、缶の底に果肉が残り、消費者はそれを飲み切るために工夫を凝らしていました。
現在では、果肉入り飲料は一般的ですが、当時の消費者は悪戦苦闘しながら楽しんでいたのです。
プルタブの違い
また、昭和のプルタブは現在のステイオンタブとは異なり、缶から取れるタイプでした。
飲み終わった後、プルタブを缶に入れて捨てるのが一般的でしたが、中には飲む前にプルタブを缶に入れる人もいました。
男の子たちはプルタブを飛ばして飛距離を競い合う遊びもしていました。
しかし、プルタブのポイ捨てが多く、砂浜で踏んで足を切ってしまったり、鳥が誤って飲み込んでしまうなどの問題もありました。
1989年に缶と一体型のプルタブが登場し、これらの問題は解消されました。
ヤクルトで笛遊び
昭和世代は、ヤクルトの容器を笛にして遊ぶことがありました。
ヤクルトは給食のメニューにもなっており、給食中にヤクルトを笛にして音を出し、先生に怒られる子供も多かったのです。
家庭で作る麦茶
現在では「むぎ茶」を店や自販機で買うのが一般的ですが、昭和の時代には家庭で作る麦茶が当たり前でした。
麦茶パックが無い時代には、麦を煮出して麦茶を作り、冷やすのに半日もかかることがありました。
家族全員で冷えた麦茶を楽しむ姿は、今では懐かしい思い出です。
夏の過ごし方 昭和の常識、令和の非常識
扇風機で宇宙人ごっこ
昭和世代は、扇風機に向かって宇宙人のモノマネをするのが流行っていました。
扇風機の震えた声が宇宙人の声に似ていたためです。
昔の扇風機は羽が少なく、回転速度が遅いため声が震えやすかったのですが、現在の扇風機は羽が多く、回転速度が速いため、声が震えにくくなっています。
水着の着替え方
昭和の頃、子供たちは水着の上からパンツを着用し、その後パンツを脱ぐという方法で着替えていました。
令和世代の子供たちは、ゴムとボタンがついたスカート型のタオルを使用して着替えることが一般的です。
この違いも、世代間ギャップを感じさせます。
水道水のがぶ飲み
昭和世代は、公園などの水道の蛇口から直接水道水を飲むことが普通でした。
部活動中も水を飲むことが禁止されている場合が多く、のどが渇いたら水道水を飲むしかありませんでした。
一方、現在では水を買うのが当たり前になっています。
1983年に「六甲のおいしい水」が発売されたことをきっかけに、ミネラルウォーターが家庭にも浸透し、1985年には「evian」が発売されました。
エビアンホルダーを持ち歩くことが若者の間でオシャレなアイテムとして流行しました。
口臭ケア 昭和の常識、令和の非常識
仁丹とミンティア
令和世代の口臭ケアの定番は「ミンティア」です。
しかし、昭和世代の定番は「仁丹」でした。
満員電車でのサラリーマンの間では、仁丹が広く愛用されていました。
仁丹は16種類の生薬が配合されており、口臭ケアだけでなく、乗り物酔いや二日酔い、めまいなどにも効果があるとされていました。
現在でも販売されており、その作り方も公開されています。
仁丹の製造プロセス
仁丹の製造プロセスは非常に手間がかかり、まず16種類の生薬をデンプンなどと混ぜ合わせ、粒に成形します。
その後、4日間乾燥させ、さらに銀箔でコーティングして完成させます。
完成までには約8日間かかります。
一方、ミンティアは原料の粉を機械で1分間に約5400粒成形するプロセスです。
日焼けのトレンド 昭和の常識、令和の非常識
昭和の日焼けブーム
昭和の時代、日焼けは健康と元気の象徴とされており、日焼けコンテストが各地で開催されていました。
資生堂の広告に起用された前田美波里さんが大きな話題となり、サンオイルが人気を博しました。
しかし、紫外線による健康被害が問題視され、昭和の日焼けブームは終焉を迎えました。
平成のガングロブーム
平成初期にはガングロブームが到来し、女子高生の間で流行しました。
安室奈美恵さんへの憧れがきっかけの一つでしたが、美白ブームが到来すると、日サロの利用者は減少しました。
まとめ
昭和と令和の世代間ギャップは、飲み物や夏の過ごし方、口臭ケア、日焼けのトレンドに至るまで多岐にわたります。
それぞれの時代の常識が非常識に変わることは、時代の流れと共に新しい価値観が生まれる証拠でもあります。
皆さんも、昭和のエピソードを振り返りながら、令和の常識との違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。