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探検ファクトリーは京都伝統のワザで仕上げる400年の老舗手ぬぐい工場!

今日の探検ファクトリーでやってた京都・伝統のワザで仕上げる400年の老舗手ぬぐい工場をまとめてみました。

訪れたのは京都の鴨川沿いで営む400年以上の歴史のある手ぬぐい工場でした。

美しくて実用的な手ぬぐいとは?

お邪魔したのは、1615年に京都で創業した綿織物専門店で手ぬぐいを代々作っています。

しかしある時消費が減少したため、素材を手触りの良いものに変え、絵画のようなデザインにすることで日用品でも観賞用でも使えるようにしました。

社長の細辻伊兵衛さんは、新しい使い方も提案しています。

昔ながらの分業制で作る手ぬぐい

細辻伊兵衛さんの会社では、手ぬぐいは昔ながらの友禅染と同じ技法で作られています。

そのため専門の部門によって1つ1つの行程を進めています。

染色の段階を行う工場を訪れました。

ここでは染料のりを使い生地を染めていきます。

のりを使うことで生地にしっかりと染料が付き、よく染まるそうです。

調色担当の職人である望主さんは100種以上の染料から調合し、デザインに必要な染料のりをを作っていきます。

染料のりは気候や生地によって変わるため、染料のりの作り方には経験と勘が重要になるそうです。

職人技が光る!伝統的な手法で行う染色

染料のりを作ったら作業台に生地を丁寧に貼り付け、型によって染料で色付けします。

実際に職人の早川さんの仕事を見せてもらいます。

型ごとに色が決まっていて、少しでもずれてしまったら最初からやり直しになってしまうそうです。

脅威の職人技!染色に挑戦

実際にすっちーが染色に挑戦しました。

職人の早川さんにコツを聞きますが、理解するのは難しく、失敗してしまいます。

同じ型で早川さんにやってもらいますが、こちらは簡単に成功させてしまいました。

昔ながらの分業制で作る手ぬぐい

手ぬぐいづくりには染料を入れるための型、そして染料を生地に定着させるために蒸しと水洗の行程が必要になります。

蒸すことでのりを浮き出させ、大量の水で流していくそうです。

この後整理と言う行程で手触りを良くしていきます。

これはクリップテンダーと言う機械でクリップで挟み、蒸気を当ててシワを伸ばす行程だそうです。

一枚の手ぬぐいの中には10以上の行程があります。

職人たちが社長に物申す!

職人さんたちが社長の細辻さんに

「単価を上げてくれ」

など意見を物申しました。

会社を救った社長の試みとは?

かつて細辻さんの工場も危機があったそうです。

そんな時に婿養子だった社長が危機を救ったそうです。

大正・昭和の手ぬぐいを復刻し商品化

細辻さんが会社を救った方法とは、昭和初期や明治期の手ぬぐいを復刻させるというものでした。

それらはすべて会社の倉庫に眠っていて、この魅力に気づいたのが細辻さんでした。

また額縁に入れアートとして扱うことも提案しました。

新たな挑戦!スマッシュ手ぬぐい

そんな細辻さんが新たに挑戦しているのが、何かが飛び散ったような柄のデザインです。

それは卓球のボールに染料を染み込ませて作る

「スマッシュ手ぬぐい」

だそうです。

今日の学び

すっちーは今日の学びを、

「スマッシュ」

としました。

この後細辻さんは作業を続け、ようやくスマッシュ手ぬぐいが完成しました。

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