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テレビ番組 生活の知恵

あさイチで特集!見えにくい子どものお金のトラブル!

今日のあさイチで特集した見えにくい子どものお金のトラブルをまとめてみました。

子どもたちが使うお金は、もはやキャッシュレスになっています。

それ故に保護者からはお金トラブルが見えづらいと言うことがあります。

令和のお金最新事情をとことん紐解きました。

架空のアイテムにこんなにも!? 子どもがゲーム課金したいワケ

後藤美和さんの息子が課金をするまでハマっているのがオンラインのシューティングゲームです。

息子は事前に課金する金額を教えていましたが、最近は自分のお小遣いからプリペイドカードで勝手に課金するようになりました。

美和さんは、課金額を正確に把握するのが難しいと言います。

息子が祖母にプリペイドカードをねだっていたからです。

課金なしでは友達と楽しめないそうです。

飯塚聡子さんの悩みのタネは、21歳の娘の推し活です。

アルバイトを始めた高校生の頃から、ライブツアーの遠征費やグッズにお金を注ぎ込み、足りないときには援助を求めてきました。

聡子さんは、今23万円貸している状態で、

「甘やかしなんでしょうね」

と話しました。

昔と今ではお金事情は様変わり 親と子で価値観が合わない

子どものお金の使いみちの中で、ゲームは無料で始められますがランダムくじが300円ほどです。

コミュニケーションツールとしてダンスが数百円ほどで、コスチュームが1000円以上です。

推し活は、CDシングルが各1500円ほどで、グッズがくじになっているものも多くなっています。

子どものお小遣いの推移は、昔からあまり変わっていません。

高校生の約65%が、ネット上でのお金稼ぎの経験があります。

ポイ活にフリマアプリに イマドキ中高生はネットで稼ぐ

令和の高校生はインターネットを使ってどのように稼いでいるのでしょうか。

28人中6人はポイ活です。

移動距離や歩いた歩数でポイントが貰え、商品券などに引き換えることができるアプリもあります。

レシートの写真を買い取ってくれるアプリでは、2年間で2000円貯まったそうです。

最も利用者が多かったのは28人中16人のフリマアプリでした。

参考書は書き込みがある方が重要箇所がわかるため価値が高いそうです。

中でも売れるのが推しグッズです。

自作の推しグッズを売っている人もいます。

28人中2人はスマホゲームの賞金でした。

一般ユーザーが主催している大会もあるそうです。

ネットで稼ぐ子どもたち

子どもの稼ぎ方についてITジャーナリストの高橋暁子さんは、

「ネットでのお金稼ぎはポイントや電子マネーなどネットで完結するので子ども達にとってはやりやすい」

と語りました。

また、賞金のあるゲーム大会について、

「大会を主催しているのはゲーム会社ではなく、自分のSNSのフォロワーを増やしたい一般ユーザー。参加者はアカウントをフォローすることが条件となっていて、ゲームに勝ったら電子マネーやポイントでも貰うという仕組み」

と語りました。

またゲームのレベル上げ代行で稼いでいる人もいますが、多くのゲームでは規約違反になっている行為です。

スキルマーケットと言うものがあります。

  • 動画編集できる
  • ホームページが作れる

などのスキルを出品し、依頼に対してサービスを提供すればサイトを通じて報酬が支払われる仕組みです。

中には、

  • 現役女子高生とお喋りできます
  • 男子高校生があなたと楽しくお話します

などユニークな出品もあります。

ポイ活の注意点について高橋暁子さんは、

「アンケートに答えてポイントゲットと言うものが多い。そのサイトが信頼できるかと言うことと、個人情報を入力している自覚を持つことが大切」

と話します。

またフリマアプリの利用について、

「親のものを勝手に売ってしまったと言う人もいる。保護者は子どもが何をどのくらい売っているか把握する必要がある」

と語りました。

ネットで犯罪に巻き込まれる危険性も

SNS上には年齢制限なし、口座不要、親バレなしなどで副業を紹介する投稿がたくさんあります。

この投稿について高橋暁子さんは、

「このような投稿は何をしたらいいかを書いていないことが多い。詳細はDMかLINEで聞いてくださいとしていて、結局登録料を取られて終わったり、モノを買わされて終わると言うことにもなる」

と語りました。

また闇バイトにつながるものもあり、本人確認のためにと身分証明書を送ると家族に危害を加えるなどと脅され、抜け出せなくなるなどのリスクがあるそうです。

ネットで行われる投げ銭は、市場規模は367億円との推計もあります。

この投げ銭から思いもよらぬ事態に展開した家族がいます。

金銭感覚のマヒに気づかぬとゲーム課金からギャンブル依存へ

ゲーム依存の相談件数は年々増えていて、一昨年から去年にかけて1.6倍になっています。

坂本拳さんは、看護の専門学校に通っていた頃ストレスを溜めていて、ランダムでキャラクターをゲットできるくじに際限なくお金をつぎ込みました。

成人しクレジットカードを作ったことが金銭感覚をマヒさせました。

社会人になりカードの請求は給料を超えたものの親には素直に言えず、一発逆転を狙いギャンブルに手を付けました。

ゲーム課金とギャンブルは感覚が似ていたため、さらに使い込んでしまったそうです。

ついに親に助けをもとめ、依存症回復施設に入ることになったときにことの重大さに気づいたそうです。

坂本さんがお金をつぎ込んだのは、ランダムでキャラクターがあたる、いわゆるガチャです。

期待感や高揚感を感じるところがギャンブルに似ているそうです。

子どものお金の使い方 親の悩み それぞれの対処法

子どものお金との付き合いかたについて考えました。

ゲームでは遊べば遊ぶほど課金要素があり、推し活もグッズの種類もたくさんあります。

こうした中、高校生の6割がやっているのがポイ活やフリマアプリなどのネット上でのお小遣い稼ぎです。

  • 息子が勝手にゲーム課金をしていて、その使い道に納得できない
  • 娘が推し活に浪費し、気持ちがわかるのでお金を貸してしまう

などのモヤモヤを抱える親もいます。

横山光昭さんは、

「よくわからないからモヤッとするのではないか。ゲーム課金では、実際にやってみたりすると射幸心を揺さぶられることなどを実感できたりする。隠れて使ってしまわないようにすることが大切。まず知ると言うところが大切だと思う」

と話します。

子どもにお金を貸す場合については、

「子ども自信に返済計画みたいなものを考えさせることも必要」

と語りました。

ゲーム課金からギャンブル依存になったと言う人は、自分のクレジットカードをもったことが金銭感覚が麻痺したと話していました。

横山さんはデビットカードがおススメだと話し、

「デビットカードはクレジットとは違って即時決済でわかりやすい。自分で上限を決められる」

と語りました。

金銭感覚をはぐくむ対策 マネできる横山家のマネー会議

横山光昭さんの家では月1でお金についてオープンに話し合うマネー会議を行っています。

最初は親が自身の収入・貯金を公開することからスタートしました。

こうすることで子どもたちにも家計を担う一員であることを意識してもらう狙いがあるそうです。

次に支出を発表し、各支出を必要なものか、欲しいものかの2つに仕分けていきます。

必要なものと認められると家計からお金が出されます。

その上でこれから買いたいものを会議の中で共有します。

なぜ買いたいのか、またそれは必要なものか欲しいだけなのかを議論することで、お金の使い道の優先順位が自然と身につきます。

マネー会議について横山さんは、

「全部を真似する必要はなく、部分的な支出などについて共有するだけでも良い」

と話します。

特に子どもは物の値段についての普通の基準が分からない場合が多いので、部分的にも支出の共有・議論を行うことでお金に対しての興味を持ってくれるようになるそうです。

そして会議におけるニーズとウォンツの分け方については、まず子どもの買いたい物をウォンツに全て書き出し、そこから議論を進めてニーズに分けていくそうです。

基本的に子どもが買いたい物・やりたい事を否定はせず、お金の優先順位を理解してもらうことに主眼を置いているそうです。

ただ会議をいきなり始めると失敗する可能性があるので、旅行の計画などのタイミングで徐々に導入していくと良いそうです。

また子どもが小学校2~3年生くらいから会議に参加させるとベストだそうです。

Twitterでのあさイチで特集した見えにくい子どものお金のトラブルへの反応

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