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秘湯ロマンは岐阜県の湯屋温泉と平湯温泉と新平湯温泉だった

秘湯ロマンは岐阜県の湯屋温泉と平湯温泉と新平湯温泉でした。

湯屋温泉

岐阜と長野の県境に近い飛騨小坂駅から車で10分、大洞川沿いに小さな温泉街、湯屋温泉街があります。

奥田屋

今回の旅人である映枝さんは、奥田屋と言う宿を訪れました。

客室は10室、すぐ横を流れる川が見える部屋もあります。

内湯は2つあります。

湯屋温泉の源泉は15℃前後と低く、42℃ほどに温められています。

15℃の源泉そのままの湯船もあります。

泉質は、含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩、塩化物泉です。

源泉は大洞川から湧いています。

浴室の床は浴槽から流れ出たお湯の成分が長い年月を経て積み重なり、棚田のような美しい形を作り上げています。

湯屋温泉は、室町時代に開湯したと伝えられています。

効能・入浴法を示す古文書には、お湯を飲むことについても書かれています。

奥田屋には飲泉所が設けられ、源泉を飲むことができます。

朝食ではお粥など、炭酸泉を使った名物料理が提供されます。

もうひとつの内湯には、温かい浴槽が1つあります。

源泉が湧く大洞川を眺めながら入ることが出来ます。

奥田屋

新平湯温泉

湯屋温泉から車で1時間30分の奥飛騨ガーデンホテル焼岳に人気の立ち寄り湯があります。

色づいた木々が寄り添う開放的な露天風呂、うぐいすの湯は混浴で、湯あみ着を着用して入ります。

泉質は、ナトリウム-カルシウム、炭酸水素塩温泉です。

源泉は湯船の脇から湧いていて、新鮮なお湯が豪快に注ぎ込まれています。

もちろん源泉かけ流しです。

洞窟風呂、瀑泉洞も人気です。

こちらも混浴です。

奥飛騨の冷たい風にも負けない、体が芯から温まるお湯です。

奥飛騨ガーデンホテル焼岳

平湯温泉

平湯温泉は、戦国時代に開湯したと言われています。

岡田旅館

映枝さんは、創業100年を超える老舗、岡田旅館を訪れました。

本館を奥へ進んでいくと別館、和楽亭があります。

別館 和楽亭

和楽亭は全10室、すべての部屋に専用のお風呂があります。

開放的なつくりの大浴場には、源泉かけ流しの木造りの内湯があります。

大きな露天風呂も源泉かけ流しです。

季節で表情を変える奥飛騨の山々を一望できます。

泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物、炭酸水素塩泉です。

豊富な湯量で知られる平湯温泉は、温泉街の中に40もの井戸や源泉があり、総湧出量は毎分8600リットルに上ります。

飛騨牛のステーキ

岡田旅館の食事の名物、飛騨牛のステーキは醤油ベースのオニオンソースが良い香りを放っています。

肉質は柔らかで、上品な甘みがあります。

一風変わったつくりの貸切風呂

岡田旅館には一風変わったつくりの貸切風呂があります。

半円型の湯船かと思いきや、窓を開けると円型の露天風呂として外につながっています。

奥飛騨 平湯温泉 岡田旅館

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