本ページはプロモーションが含まれています

テレビ番組 食べ物情報

ニッポン行きたい人応援団に出てた豆腐を愛するフランス男性

昨日のニッポン行きたい人応援団に出てた豆腐を愛するフランス男性のエピソードがおもしろかったです。

豆腐を愛するフランス男性

フランスのボルドーに住むアルシヴォー・ダビッドさんは、改装した中古の平屋に住んでいます。

そんなダビッドさんは、奈良時代に大陸から伝わった豆腐を愛してやまないので手作りしています。

ダビッドさんは、フランス産の大豆をミキサーにかけ、布を使って裏ごしして豆乳を作りました。

その後、日本から取り寄せたにがりを入れて、火加減を見ながら木綿豆腐を完成させました。

しかし、出来た豆腐は固いもので、

「ダビッドさんは実際に日本に行って豆腐作りを見てみたい」

と話します。

後日ニッポンご招待を伝えにいくと、友人達と湯豆腐パーティをしていて、日本に行けることを伝えました。

長江屋 豆富店

3年前に成田国際空港に現れたダビッドさんは、荷物が間に合わなかったので身軽な状態でした。

やってきたのは全国からお客さんがやってくる豆腐の名店

「長江屋 豆富店」

です。

小泉進次郎さんなども訪れるお店です。

長江屋 豆富店の木綿豆腐

美千子さん夫婦で営んでいるこの豆腐店で、ダビッドさんは木綿豆腐を試食させて貰いました。

木綿豆腐は、富山産大豆のオオツルを、北アルプスの雪解け水に一晩浸けていました。

そして豆をすりつぶし、呉の状態にして、煮ないで絞り機にかけて生の状態で絞っていました。

3時間かけて絞って出来た豆乳は、釜で煮てにがりを加えて固めていきます。

60から70℃の温度で奥能登の塩田まで足を運んで選んだ天然にがりを加え、水に浸けないで木綿豆腐は完成しました。

長江屋 豆富店の絹豆腐

そして生搾りの豆乳で作った絹豆腐は、冷蔵庫で混ぜて一晩置きました。

絹揚げもご馳走になったダビッドさんは、にがりや美千子さんが作った豆腐のレシピなどを貰っていました。

ダビッドさんはお礼に、富山県産のかまぼこを美千子さん夫婦にプレゼントしていました。

沖縄県 石嶺とうふ店

一世帯あたりの豆腐支出額が日本一の沖縄県では、かつて各家庭で豆腐が作られていました。

そんな沖縄県の石嶺とうふ店を経営する山村さん一家をダビッドさんは訪ねました。

山村さん一家は、豆腐作りのために海水を汲み、深夜2時半から豆腐を作っていました。

山村さん達は、天然のラードを消泡に使い、遠心分離機で豆乳を絞って、釜で豆乳を煮ていました。

遠赤外線効果が行き渡るよう、長男が薪をくべて、洋子さんが湯葉をとっていました。

海水を豆乳に入れて豆腐を固める

沖縄県の幻の豆腐作りに欠かせない行程とは、前日に汲んできた海水を豆乳に入れて豆腐を固める事でした。

塩化マグネシウムが含まれた海水は、サンゴで濾過して使用します。

そして海水によって温度が変わるため、薪で火加減を調整していました。

豆腐を四角い状態にする前のゆし豆腐は、袋に入れて販売します。

宮古島の塩は、ミネラル成分の多さでギネス世界記録となっていて、綺麗な海がなければ幻の豆腐も作る事ができません。

いよいよ、豆腐作りも最終工程に近づきました。

山村さんは、ゆし豆腐の水を抜いていきました。

ダビッドさんもこの水抜きを体験し、一丁が約1kgの島豆腐が完成しました。

配達は温かい豆腐を食べてもらうため、朝の7時からヤマムラ家の長女が配達をしていました。

沖縄県では昭和49年、消費者と豆腐の組合が温かい豆腐の販売を特例で認めさせた事もあったそうです。

ひろし屋 島豆腐 1kg(一丁) /沖縄の豆腐

豆腐を愛するダビッドさんを歓迎

石嶺とうふ店の洋子さんが、湯葉オムレツや島豆腐チャンプルーなどを夕食として作ってくれました。

ダビッドさんは、湯葉をダシで炒めた湯葉パスタを作りました。

その日の夜、ヤマムラさんの友人達が集まってダビッドさんを迎えました。

ダビッドさんは、厚揚げ豆腐の苦菜あえなどを食べ、自分で作った和風湯葉パスタを振る舞っていました。

締めにダビッドさんは、味噌ラーメンにゆし豆腐を乗せたゆしラーメンを食べました。

別れの日、ダビッドさんはちんすこうをヤマムラ家にプレゼントしていました。

長女の明日香さんから泡盛と似顔絵を、ダビッドさんは貰いました。

ダビッドさんからのビデオメッセージ

あれから3年、長江屋豆富店と石嶺とうふ店にダビッドさんからのメッセージを届けました。

長江さんは放送後の反響について、

「放送中から注文がどんどん来てパソコンが壊れたと思った」

と話しました。

「コロナもありましたが配達などで影響も受けず忙しくしていた」

と話しました。

ダビッドさんは、日本語で挨拶しました。

豆腐工場では、朝6時から6人の従業員とともに豆腐作りに励んでいていて、日本での経験したことに基づいて行っているそうです。

豆腐にたまり醤油を入れるダビッドさん。

「フランスでは味のついた豆腐を好む人が多いので考案した」

と話しました。

ダビッドさんが作る豆腐は、プレーンやたまり醤油の他紅茶味などを販売しています。

また、コロナ禍で自炊が増え、自宅でヘルシーな豆腐を食べ始めた人が増え、ダビッドさんの豆腐の売り上げは、

「ニッポンに行く前から2倍以上になり、今年は1億4000万円の売り上げになると思う」

と話しました。

ダビッドさんの豆腐の評判が良く、レストランでも使用されるようになっていました。

ここで日本人の方にもダビッドさんの豆腐を食べて貰うと、

「美味しくて懐かしい感じがする」

など話しました。

そして、

「来日した際に貰ったお土産も大切にしている」

など話しました。

そして、最後にどうしても見せたい場所があるとある場所に案内されました。

最後にどうしても見せたい場所としてやってきたのは、新工場の建設予定地でした。

従業員を30名に増やす予定だそうです。

Twitterでのニッポン行きたい人応援団に出てた豆腐を愛するフランス男性への反応

-テレビ番組, 食べ物情報
-,

© 2024 空手師範で現役整体師の館