日本は国土の約7割が森林で覆われており、世界有数の巨木大国です。
クスノキやイチョウなど、巨木に育つ種類が多く、全国各地に点在しています。
これらの巨木は、ただの木ではなく、パワースポットとしても人気があります。
巨木は、自然の力を象徴する存在であり、訪れる人々に癒しやエネルギーを与えてくれます。
この記事では、マツコの知らない世界で紹介された巨木の魅力を深掘りします。
目次
巨木の定義とその数
環境省が定める巨木の定義は、幹周りが3m以上の木です。
日本には約6万本以上の巨木が存在すると言われています。
中でも、福岡県宇美町の宇美八幡宮にある蚊田の森は、樹齢2000年以上で幹周りが20mもあります。
このような巨木が身近にあるのは、日本ならではの魅力です。
巨木は、長い年月を経て成長し、地域の歴史や文化と深く結びついています。
明日訪れたいパワースポット巨木
本郷弓町のクスノキ
東京都文京区にある本郷弓町のクスノキは、幹周り8.5m、樹齢600年の巨木です。
この木は、第二次世界大戦の空襲で焼け野原になった中、奇跡的に生き残りました。
今でもその姿を保ち、地域の人々に愛されています。
このクスノキは、周囲のマンションの中に佇んでおり、訪れる人々に静かな安らぎを与えています。
三島神社の薫蓋樟
大阪府門真市にある三島神社の薫蓋樟は、樹齢1000年以上の巨木です。
幹周りは約13.1mで、国指定の天然記念物です。
この木には、枝を切った人が病気になったという逸話があり、地元では有名なパワースポットとして知られています。
訪れる人々は、この木の下で静かに祈りを捧げ、心の平穏を求めています。
東根の大ケヤキ
山形県の東根小学校にある大ケヤキは、老化と雪の影響で空洞化が進んでいますが、まだまだ元気に葉を茂らせています。
小学校の校庭にあるため、地元の子供たちにとっても特別な存在です。
この大ケヤキは、地域のシンボルとして親しまれ、子供たちの成長を見守っています。
巨木の魅力とその力強さ
巨木の魅力は、その力強い樹形にあります。
過酷な自然環境で進化した巨木たちは、まるで大自然の力を象徴しているかのようです。
特に北海道には、未発見の巨木がまだまだ眠っていると言われています。
巨木は、自然の厳しさを乗り越えた証であり、その存在は訪れる人々に感動を与えます。
志々島の大楠
香川県の志々島にある大楠は、樹齢1000年以上で幹周り14m、東西に伸びた枝は45mにも及びます。
この木の独特な樹形は、まるで両手を広げたような姿をしています。
地元の人々にとっても特別な存在であり、訪れる人々はその圧倒的な存在感に心を奪われます。
安久山の大シイ
千葉県匝瑳市にある安久山の大シイは、特に隆起した根が特徴的です。
この木は、個人宅にありながらもお社が建てられ、地域の人々に大切にされています。
安久山の大シイは、地域の人々にとっての信仰の対象であり、訪れる人々に安らぎを与えています。
幻の巨木を探せ!
巨木ハンターとして知られる小山洋二さん。
彼はこれまでに1000本以上の巨木を巡り、隠れた聖地を発見してきました。
特に富山県東部、背後に立山連峰を控える上市町にある細蔵山の幻の大杉は、彼がどうしても見てほしい巨木の一つです。
幻の大杉
細蔵山の幻の大杉は、約1000年をかけて成長した巨木です。
幹周りは約11.9mで、深い森の奥にひっそりと佇んでいます。
この木を見に行くためには、6時間の登山が必要ですが、その価値は十分にあります。
登山道は険しく、自然の美しさを感じながらの冒険が待っています。
到達した時の感動は、言葉では表現しきれないほどです。
まとめ
日本の巨木は、ただの木ではなく、地域の人々に愛され、パワースポットとしても知られています。
これらの巨木を訪れることで、自然の力を感じることができるでしょう。
巨木は、私たちに自然の偉大さを教えてくれる存在です。
ぜひ、明日訪れたいパワースポットとして、巨木の世界を体験してみてください。
自然の中で心をリフレッシュし、エネルギーをチャージする旅に出かけましょう。