西九州新幹線のダイヤ改正で特急かささぎデビュー

2022年6月10日

JR九州は、今日10日、西九州新幹線のダイヤを発表。

同時に、在来線のダイヤ改正もすると発表しました。

新ダイヤの施行日は、2022年9月23日とのことです。

西九州新幹線

西九州新幹線は、武雄温泉～長崎間を結ぶ新幹線です。

列車名は、かもめで、定期列車は1日あたり47本、1時間あたり片道1本を運転するとのことです。

47本中3本は、新大村～長崎間の区間運転とするほか、7本は、嬉野温泉駅および新大村駅を、12本は、嬉野温泉駅を通過する速達タイプだそうです。

始発駅の武雄温泉駅では、在来線特急リレーかもめと接続するとのことです。

同じホームでの対面乗換方式だそうです。

新幹線開業後の所要時間は、博多～長崎間が最速1時間20分、新大阪～長崎間が最速3時間59分、武雄温泉～長崎間が最速23分となるとのことです。

新幹線開業後の在来線は、長崎本線特急列車の運行体系を変更するとのことです。

博多～長崎間のかもめは、リレーかもめへと変更になるそうです。

門司港～博多～佐賀～肥前鹿島間では、在来線特急かもめに代わる列車として、特急かささぎを運転するとのことです。

佐世保方面の特急列車は運行体系に大きな変更は無いものの、博多～佐世保間の特急みどりの一部列車に振り子式車両885系を投入し、所要時間を最大9分短縮するそうです。

また、武雄温泉駅で新幹線と接続するみどり、ハウステンボスの列車名をみどり（リレーかもめ）、ハウステンボス（リレーかもめ）とするとのことです。

快速・普通列車では、長崎本線江北（肥前山口）～諫早間の運行体系を変更するとのことです。

肥前浜～長崎間は、非電化区間へと変更し、同区間を中心に気動車列車での運転とするそうです。

気動車の運行は、江北～諫早間を基本とし、一部列車は肥前浜駅で電車との接続となりますが、肥前浜駅、諫早駅ともに対面乗換とし、利便性に配慮するそうです。

気動車列車の使用車両は、キハ47形で、この他、長崎～諫早～小長井間では、ハイブリッド車両のYC1系も一部列車で使用するそうです。

駅関連では、西九州新幹線の新駅、嬉野温泉駅と新大村駅が開業するそうです。

大村線では、新大村駅、大村車両基地駅が開業するとのことです。

また、長崎本線と佐世保線の分岐駅である肥前山口駅は、江北駅に名称を変更するそうです。

D＆S列車では、新たな列車、ふたつ星4047を武雄温泉～長崎間で運転するそうです。

また、36ぷらす3は、従来の博多～長崎間での運転を9月19日で終了。

ダイヤ改正以降は、新たなルートで運行するとのことです。

この他のエリアでは、特急ソニック臨時列車1本の定期列車化、鹿児島本線門司港～大牟田間の日中時間帯における運行体系変更、および同区間における日中時間帯の快速列車運転取り止め、博多・小倉エリアの一部列車削減などが実施されるそうです。

また、肥薩線の豪雨災害によって同線での運転を取り止めていたD＆S列車かわせみやませみを、新たに豊肥本線で運転するとのことです。

熊本～宮地間で、土休日を中心に、1日1往復運転するとのことです。

かささぎ併結しないのか